以前日本コントロール工業というメーカー製で戦後の電磁式ピツクアツプ(下画像左側)の修理改造を記事にしました。右側はその後に入手した松下電器製作所(ナシヨナル・現パナソニツク)製のNo.775で戦前の製品です。こちらも機械式蓄音器のトーンアームに取り付けるタイプで、ちやんと音が出たので出力コードの先のピンを蓑虫クリツプ→モノラルジヤツクに變換するケーブルを自作しました。普段SPレコードをダビングする際にはSP專用のフオノカートリツジを使用して解像度が高いシヤープな音を得ますが、鐵針ピツクアツプには獨特の味わいがあつて時々聴きたくなります。
【説明書より】
※尚、戦前は小さな字「っ・ゃ・ゅ・ょなど」は使いませんでした。
PCだと旧字體を余り網羅していないのが實に腹立たしいです。
No. 775 ナシヨナルピツクアツプヘツド
勝れたる忠實度と瀟洒たる外觀を以つて賞讃を博して參りましたナシヨナル ピツクアツプの姉妹品として、構造に体裁に新たなる設計を以つてし、 原音に忠實なるは申す迄もなく、再生電壓最も強大なれば音量の豊富雄大なること他に比を見ません。蓄音器の電氣化用として廣く御愛用を賜るものと確信致します。
使用法
本ピツクアツプヘツドは音量を豊富ならしめる爲再生電壓の出力を強大に設計してあります、隨つて低周波第一段增幅に下記眞空管を用ひたるセツトの塲合には眞空管が入力に對して飽和の現象を起し音質を著しく損じますから、ボリユームコントロール (2萬~5萬オーム)を挿入し適當に調節して御使用願ひます。 UY224. UZ58. UZ57.
松下電器製作所第一事業部






