MIDIキーボード、
Roland A-49を入手しました。ヤフオクで同じ機種をウォッチしていたんですが、どれも結構いい値段まで上がってしまい、送料等を足すと新品を買うのとあまり変わらなくなってしまうんですよね。近所の楽器店で見かけてつい買ってしまいました。(^^;
以前に同じローランドの
PC-50というキーボードを中古で買ったのですが、ベロシティー(音の強さ)が鍵盤によってマチマチだったので分解して49鍵全ての接点を洗浄したら最初は良かったのですが暫く放っておいたら所々音が出なくなってしまったので結局返品しました。ネットで調べたらどうもこの系列のキーボードは鍵盤が動作不良になる確率が高いようですが、特に異常なく動作したのでホッとしました。(^^;
最近のMIDIキーボードはダンパー(サスティーン)ペダル端子はあってもエクスプレッション端子を装備していないものが多くて、これがないとオンドのような持続音の強弱をリアルタイムで制御しなければならない用途の場合全く使い物にならないんですよね。他にも候補があったのですが、特にこのA-49はD-Beam Controllerという光学センサーが付いていて、手をセンサーに近づけたり離したりするとテルミンのようにボリュームやピッチを変化させる事が出来るので簡易トゥッシュとして使えるかなと思って本機に決めました。実際に使ってみると変化に要する距離は思ったほど長くないのでちょっと慣れが必要ですが中々面白い機能ですね。ソフトウェア音源 "ONDES" をA-49のD-Beam Controllerをエクスプレッションにアサインして即興演奏してみました。それらしい雰囲気が出ているでしょうか。(^^;
https://soundcloud.com/akihiko-tamura/ondes-improvisation-on-roland-a-49-with-d-beam-controller/s-f8GZq
以下はメモです。A-49を使用しない方は読み飛ばしてください。(^^;
【ハードウェア音源をライブ演奏などで単独で使う場合等に特にコンピューターを介さずに直接Roland A-49のMIDI出力端子を使う方法】
ファームウェアは
Roland社のサイトからダウンロードして最新版(1.4.0)(2015年8月現在)にアップグレードします。私のは1.2.0でした(この機能は1.3.0以降で動作するようです)。
出来れば供給電流に余裕のあるUSB電源装置(100Vの家庭コンセントから規定電圧5Vを供給できるUSB端子の付いたアダプター)をコンセントに差し込んておきます。この段階でA-49のUSB端子にはまだ接続しません。
A-49のMIDI OUT端子と、使用したい音源モジュール、或いはMIDI インターフェイスのMIDI IN端子にMIDI ケーブルを接続します。
同社のハードウェア音源モジュール
INTEGRA-7で使う時と同じように、[ FUNCTION ] ボタン、[ PITCH ] ボタンと [ ASSIGN ] ボタンを押しながら、USB電源装置からのUSBケーブルを本機に接続します。POWERインジケータの青色LEDが点灯したら正常動作していますので、これでA-49を独立したMIDIキーボードとして使用できるようになります。