2015年8月6日木曜日

デジタルアンプ購入

約3年前に秋葉原の千石電商MUSE AUDIOのデジタルアンプM50を見つけて、取り敢えず新しいアナログアンプを買うまでの繋ぎとして購入しましたが、音質が大変良かったので結局現在までメインアンプとして使っています。当時ブログに記事を書きましたが、未だに当ブログのアクセス数最上位のエントリーです。(^^; このM50、非常に高性能なんですが、能率の低いスピーカーを鳴らすとフォルテ(大音量)の部分でちょっとヒステリック(如何にも頑張って鳴らしてますという感じ)になります。出力に物理的限界があるのでこればかりは仕方がありません。勿論、JBLの4312A等の高能率スピーカーを鳴らす分には全く問題ありませんが、最近のスピーカー、特に小型のブックシェルフは低能率の物が多いので、より出力の大きなデジタルアンプで評判の良い、s.m.s.l(深圳市双木三林電子有限公司)のSA-98Eが欲しくなり予てから買おうと思っているうちにネットショップでも欠品が多くなり最近では生産終了してしまったのかあまり見かけなくなり、また見かけてもここのところの円安で総体的に価格が上昇してしまいました。このまま入手できなくなったら困るので比較的安いネットショップで思い切って購入しました。

M50よりも更にスリムなので、これで片チャンネル160W(4Ω時)も出るとは外観からはちょっと想像出来ないのですが(そのかわり電源アダプターはアンプ本体の2倍くらい大きいです)、早速愛用のパッシブタイプのモニタースピーカーで鳴らしてみました。出力が大きいのでやっぱり全然余裕が違います。M50ではヒステリックなフォルテがあっさりときれいに鳴ります。音質も繊細でパワフル、解像度も良好で不満は全くありません。これでM50では多少厳しかった手持ちのTANNOY SYSTEM 600KRK R6Alesis Monitor One MK2 等の比較的能率の低いモニタースピーカーでも高域が鈍る事無く音離れ良く鳴らせます。特にタンノイでは今まで聴いた事のなかった高域の表現力に感動しました。M50も良かったのですが、出力が大きいとまた違いますね。熱も多少もちますが。(^^; 日本のオーディオ機器メーカーが最近退潮著しいのは中国メーカーのように製品開発に於ける柔軟でダイナミックな思考に欠ける事が原因の一つではないかと思います。特にパソコンで使う「業務用」オーディオインターフェイスの世界ではTEACやzoom、YAMAHA等を除けばほぼ壊滅状態です。もう少し日本のオーディオメーカーには頑張って欲しいです。

一番上に乗っている黒い小さな筐体がデジタルアンプSA-98Eです。
余談ですが、アンプ下のM-AUDIO DUOは最新のIFにも負けておらず今以て非常に高音質です。

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