2025年11月3日月曜日

tinyPIANO

 近所のリサイクルショップを偶々覗いたらKORGのトイピアノtinyPIANOが2000円で売っていたので止せばいいのに買ってしまいました。😅

鍵盤数は25なので殆どの曲は弾けませんが、ベロシティーは3段階くらいある感じなので強弱は一応つけられます。オクターブシフトは上下に1オクターブだけなのでちょっと物足りず2オクターブ位あると良かったですね。更にMIDI入出力が付いていれば入力用、或いは音源としても使えたのになぁと感じましたがまぁ本来トイピアノで存在理由が全く違うので仕方がないですね。本体はずっしりと重くて5kg位あります。子供が乱暴に扱っても容易に動かないように配慮しているのでしょう。電池ボックスはネジ止め式、ACアダプター端子も結構固くて抜けにくいように作ってあります。音はディフォルトで適度なリバーブがかかっていて聴きやすく、さすがはKORGらしいちゃんとした作りになっており取説もネットからダウンロードできるので有り難いです。

デザインが可愛らしい超小型アップライトピアノなのでインテリアとして(笑)、そして内蔵ピアノの音源自体は中々いい感じなので暇な時の手慰みで音を鳴らすという感じで使おうかと思います。

カラーはホワイトですが経年の所為か若干黄ばんでいます。

2025年10月25日土曜日

インターフォン親機増設

 家のインターフォン親機は1階の廊下に取り付けてあるのですが、普段は2階の自室に居る事が多いので宅配便などが来て呼鈴を鳴らされても兎小屋のように狭い家にも拘らず2階まで音が届かず聞こえなくて何度も不在通知が入っているという有様で困っていました。スピーカーの正面だとかなり大きな音でもその軸から外れると狭い場所でも途端に聞こえなくなります。現在のインターフォン親機はかなり古いものですが、同型機をもう一台増設できるようなのでネットを探してみるとまだ新品が手に入るようです。

アイホン WA-1M
ただ、新品だと1万円位するので安い中古品がないかとネットオークションで中古品を2000円程度で入手しました。安かったから仕方ないのですが、送られて来たものは電源コードが付いておらず、しかも単線(棒状)をコネクタに挿入する(通常の撚線が使えない)タイプなので取り敢えずホームセンターで絶縁被覆付の棒状端子を買って来ました。
右側の黒い部分が電源コネクタ
使えると思って買った棒状端子
しかしこれだと長さが短くて固定されずに抜けてしまうのでどうしたものかと思案していたら、昔購入した照明器具の安定器のコネクタに撚線コードを半田で固めて単線として挿入されていた事を思い出し、ホームセンターで買った普通のACコードを半田で棒状化して漸く接続出来ました。
半田で単線(棒状)化したコード
親機2台とも動作する事を確認して購入した親機を2階の部屋に置いたので漸く宅配便などの受取ミスを防げそうです。まあ複数の親機を簡便に使用するにはワイヤレス式のインターフォンにすればいいのですが、子機の内蔵電池の寿命がいつの間にか来てその度に交換する手間を考えれば既存品を増設して使い続けるほうが余計な心配せずにいいのかなと思った次第です。

2025年10月13日月曜日

時計修理

瓶ビールの王冠型掛時計が動かなくなったので修理しました。
取り敢えず元々付いていたSKP製(SEIKO系)ムーブメントを分解して注油してみましたが結局動かず寿命のようなので、ムーブメントごと交換しました。
オリジナルSKP(SEIKO系)ムーブメント
以前カシオの防水風呂時計の修理用に秋葉原の千石電商で300円で購入した掛け時計用ムーブメントの各部の寸法を測ったら幸いな事にSKP製とほぼ同じだったので直ぐに交換できました(ちなみにカシオの時計には合わなかったので今まで放置していました)。スウィープセコンドとステップ秒針2種類(どちらも同形状)購入しておいたのですが 今回はスウィープセコンドを使用しました。この時計はカバーがなく針が剥き出しなので秒針に多少曲がりがあり、時々機構部の埃を清掃しなければなりません。
千石電商で購入したムーブメント
(調針つまみの位置、電池の向きがSKPとは逆)

2025年8月17日日曜日

デジタルアンプ修理

随分昔に買ったデジタルアンプを久し振りに使ったら酷いガリと右チャンネルだけ出力が大きくバランスが可怪しくなっていたので修理しました。MUSE AUDIOというメーカーの製品でこのメーカーは既に存在しないようです。
まあ雨後の筍のように出てきた中国の新興メーカーは10年も存続すればマシな方で、相変わらず短期間で出ては消えを繰り返しているようです。まあそんな話はこの辺で切り上げまして急遽修理です。本機はおそらくボリュームの半固定抵抗器が劣化しているだろうと予測して同じ値の半固定抵抗器をアマゾンで購入しました。届いたものを見ると本来使われていたものと全く同じ製品でした。早速基板から劣化した古い抵抗器を取り外し新しい抵抗器を半田付けしました。
劣化して取り外したボリューム
抵抗器の置換え作業が終わった後電源を入れて試聴してみると左右のバランス差は解消されました。基板にはALPSとシルク印刷されていたのでアルプス製の可変抵抗器を購入したかったのですが、ネットで検索しても該当するものが無かったのでやむなく同等品を入手した次第です。使用せずに長期間放置するとボリュームにガリが出たりしますので取り敢えず適宜使用していこうかと思います。

2025年6月21日土曜日

チューナーバッテリー交換

 TASCAM TC-1Sという太陽電池で内蔵バッテリーに充電して動作するクロマティックチューナーのバッテリーが駄目になってしまったので交換に挑戦しました。

正常であれば液晶ディスプレイの左下(☼マークの下)にバッテリーマークが出るのですが完全にお亡くなりになっているようで表示されません。
本機は既にディスコンなので自分で修理する事にしました。ケースを開けてみるとML2032というコイン電池型の2次電池が使われていたので型番から検索してアマゾンで同じマクセル製のタブ付きが販売されているのを見付けて購入しました。タブの形状も同じでしたが基板の駄目になったバッテリーが中々外れずかなり苦戦しました。半田鏝で熱を与え過ぎるとプリントパターンが剥離してしまうので失敗覚悟で何とか外しました。
本来なら今後も考えて容易に交換出来るバッテリーホルダーを取り付けようと考えましたが筐体のスペースに余裕が無かったので仕方なく新しいバッテリーを半田付けしました。
これがアマゾンで購入した新品のバッテリーです。元々付いているバッテリーを外すのは難儀でしたが取付は簡単でした。

早速USB電源から充電してみましたが何故か充電容量が上がらなかったので失敗したか〜😥と思いましたがソーラーの方で根気よく充電したらバッテリーマークがフル充電を表示したので一安心です。何度やっても自分で修理したものには愛着が湧きますね。今後も折を見て充電を怠らず使用して行こうと思います。

2025年6月7日土曜日

バッテリー交換再び

 以前交換した車のバッテリーがまだ半年程度しか経っていないのにも拘らずもう駄目になりました。(呆)  仕事で忙しく3週間程車に乗らなかったのですが一昨日久しぶりに乗ろうと思ったらドアノブのボタンを押してもうんともすんとも言わず無反応。これではドアも開けられないのでリモコンキーに付いている鍵を使ってドアを開けエンジンスタートボタンを押しても全く反応がないのでバッテリーが完全に上がってしまったようです。バッテリーを車から外して充電器に繋いでみましたが何時まで経っても充電が始まらず、規定電圧にすら達していないようで完全にお亡くなりになりました。先々代のバッテリー(勿論韓国製ではない)を長い間使っていて定期点検した時に整備士に大分弱っていますよと言われた後1か月程乗らなくてもリモコンキーはちゃんと使えてドアを開けることは出来た(エンジンは始動出来なかった)ので今回一切無反応だった事には驚きました。うんともすんとも言わないなんて初めての経験です。一応有名なボッシュというメーカーが発売元でしたが韓国製だったので嫌な予感はしていました。それにしてもこんなに早く駄目になるとは。オートバックスで15000円位しましたがアマゾンでは著名メーカーの国産品が半額で買えます。わざわざ性能に問題がある韓国製を選ぶ理由がありませんよね。事前にわかっていたら絶対に買わなかったのですが。なので今回は廃バッテリー回収サービス付きのパナソニック製(GSユアサのOEMらしい)をアマゾンで購入しました。念の為取付前に充電器で補充電しましたが14V位出ていました。以前に一度自分で交換しているので作業自体は簡単です。廃バッテリーは福山運送に申込むと引取に来るとの事でしたが営業所を調べたら極近所だったので、ネットでの登録と申込みが面倒くさい事もあり走行チェックも兼ねて車で直接営業所まで持って行きました。今度のバッテリーは国産なので半年で駄目になるような事はないと思いますが、成る可くこまめに車を動かしてバッテリーの劣化を最小限に留めたいと思います。それにしても15000円も出して超々低性能の韓国製バッテリーを買わされたのには納得出来ません。(怒)

交換したパナソニック(国産)のバッテリー
外箱(これに廃バッテリーを入れて回収、実に有り難いです)

2025年5月5日月曜日

KAWAI PHm

 連休で時間があり大昔のMIDI音源モジュール、KAWAI PHmがまだちゃんと動くのでバックアップメモリー用バッテリーを交換しました。

今ではこういったハードウェア音源は全く使わなくなりましたが、PHmが発売された1989年にはまだGM規格がなく各社音色マップの並び方がまちまちで同じMIDIデータを異なるモジュールで演奏させると全く音が変わってしまうのでモジュールごとにプログラムチェンジを書き換えたりしていました。当時はあまりリアルな音色がなくてピアノでさえがっかりするような音しか出ませんでしたが、こういった古い音源を聴くと当時なんとかリアルな音に近づけようと細かくデータに手を入れて四苦八苦していたのを思い出します。久し振りに音を聴いたらまだ若かった当時が甦って懐かしくなりました。当時はPCが非力でとても音声データなどは扱えずシーケンサーにMIDIデータを打ち込んだりリアルタイムで演奏したMIDIデータを細かく編集してパソコン通信の音楽フォーラムなどに投稿していました。聴く側の音源が違うと中々作り手の意図したように伝わらず心許ない感じでしたが全てが発展途上の当時では仕方がなかったですね。まあそれなりに楽しい時代ではありました。

さてカバーを開けてみると基板のほぼ中央にタブ付の三洋電機製CR2032が直付けされていました。当時の音源のバックアップバッテリーは皆こんな感じでしたね。

おそらく製造されてから一度も交換されていないと思われるバッテリーは画像のように白い粉を吹いて液漏れしており基板の銅箔は腐食、基板表面の一部にも液漏れの跡がありましたので綺麗に清掃しました。腐食している所為で半田ごてを当てても中々外れず結構手間でした。

まあ今後も殆ど使用しない音源なのでその儘でも良いのですが(笑)、折角なので再び交換できるように手持ちのリチウム電池用バッテリーホルダーを半田付けしました。元々付いていたバッテリーのタブとホルダーのピンの両極の長さが丁度同じだったのですんなりと取付けできました。
同じ型番のバッテリーを入れて完成です。5年くらいはバッテリーが保つようなので、次回交換時は自分が何歳になっているのか考えるだけでも恐ろしい。(笑)
元通りに組み立てて動作チェックしましたが、特に問題なくバックアップ機能もOKです。懐かしいモジュールなので時々電源を入れて聴いてみようかと思います。それにしても現在でもカワイのサイトで取扱説明書が入手できるのは素晴らしいですね。カワイといえばMIDI KEY IIというデータ入力用のキーボードを愛用していました。モジュレーションホイールやピッチベンドのみならずちゃんとベロシティーも付けられて即興演奏等に重宝しました。