愛用している(かなり前にハードオフで500円で買った😅)目覚時計のスヌーズボタンが暫く前からおかしくなり、ボタンが壊れる位強く押さないと目覚しが止まらなくなったりライトが点かなくなったので分解してみました。ボタンと連動するタクト(タクタイル)スイッチが故障しているようなので、昨日秋葉原で修理用に買って来たタクトスイッチと交換しました。特殊な部品を使っていると寸法が合わず取付けられなかったりしますが汎用品を使っているようで今回はピッタリ寸法が合いました。😄
コンデンサーと電波受信用のバーアンテナが乗っかっている基板を外すとスイッチだけが取付けられている小さな基板にアクセス出来ます。基板が小さいのでクリップで挟んで取外し易いように固定してタクトスイッチを外すのですが小さいので思った場所に半田鏝と半田吸取器を当てるのが大変でした。メーカーで修理する場合はこの基板ごと交換するのでしょうが古い時計なのでメーカーには既に部品もなく修理不可能な筈で基板一つ無駄には出来ません。😣少し時間がかかりましたが漸く壊れたタクトスイッチを外しました。後は購入した新しいタクトスイッチを取付けて修理完了です。仮付けでテストしてみましたがちゃんと動作したので半田で固定して元通りに組立てます。部品を半田付けするのは簡単なので直ぐに終わりました。これまではスヌーズボタンを押す場所を微妙に変えたり力一杯押しても反応しなかったりと不便極まりなかったのですが、交換後はボタンのどの部分を押しても非常に軽いタッチで反応するようになりました。これでまだまだ使えそうです。😀2024年2月11日日曜日
2024年2月10日土曜日
廃業した店
多忙だったり疲労が蓄積していて更新が滯っております。やはり寄る年波には勝てないですね。(汗)
今日は久しぶりに秋葉原に買い物をしに行きましたが、ネジ類を買おうと思って西川電子部品に行ったら何と廃業していました。この店は色々な種類のネジや工具類を扱っていて秋葉原に行くと必ず立ち寄る店でしたが昨年12月で廃業したとの事です。ラジオデパートでも何件かパーツ屋が閉店しており残念至極です。最近は折角秋葉原に行っても手に入らない物が多くなって来ていて嘗ての電気街の面影も薄れてサブカルチャーというかヲタクの街に変貌してしまいました。欲しければ通販で手に入るとは言っても実物を見ながら徘徊する楽しみもあるのでそういった事が無くなりつつあるのが悲しいですね。
西川電子部品は千石電商が引き継ぐらしいので再開を待ちたいと思います。
2023年10月21日土曜日
コヨツメアオシャク
今回のエントリーは虫嫌いな方は不愉快になる可能性がありますのでそのような方はスルーしてください。
水を飲みに真夜中に台所に行き灯りを点けたら何処から入って来ていたのかいきなり蛾が飛んで来て天井に留まりました。その時は能く見ていなかったのですが、翌朝台所のシンクに置かれた水が入った洗い桶に小さな蛾が浮いていて非常に鮮やかなエメラルド色に目を奪われました。半世紀以上生きて来てこんなに綺麗な色の蛾は初めて見ました。溺れて死んでいるのではないかと思ってちょっと突付いて見たら羽根をバタバタと動かしたので洗い桶から乾いた場所に出してやりました。少し鱗粉が流れてしまいましたが、綺麗な色でなかったらそのまま排水口に流していたと思います。💦 自分にとって蛾といえば直ぐに毒蛾を連想するくらいでずっと忌避してきた昆虫でした(蝶とは真逆です)。しかもこれまでに見た蛾はくすんだ茶色がかったグレーばかりの地味な外見だったので鮮やかな色の蛾が存在していた事に驚いた訳です。ネットで調べたらコヨツメアオシャク(小四目青尺蠖)という蛾で特段珍しいものでもないようで毒も害もありません。綺麗な色と模様、小ささにシジミ蝶のような可愛らしさを感じました。触角の形から多分雌だと思います。更にネットで調べた限りでは毒をもつ蛾(成虫)は思いの外少ないようで(国内に生息しているもの)、恥ずかしながら今までは蛾の50%位の種がチャドクガのような毒蛾なのではないかというとんでもない勘違いをしていました。無知というのは恐ろしいものですね。💦
さて昨夜まではあちこち飛んでいましたが今朝、テーブルの上で動かなくなっていたので自然に返そうと庭の草の蔭に葬りました。たった3日程の同居でしたが、そこはかとなく悲しいですね。元気なうちに外に逃がして遣ればよかったです。蛾にこんな感情を抱くなんて思いもよりませんでした。この蛾に出遭わなければ死ぬまで偏見(迷信)を持ち続けていた事に間違いないので蛾に対する見方を今更ながら180°変えてくれ、親しみさえ感じさせてくれた事に感謝です。
我が家に飛んで来たコヨツメアオシャク (確かに羽根に目が4つ) 実際はもっと鮮やかで少し青みがかった緑色です |
ピアノ音源・Pianoverse
ネットでピアノ音源の記事を読んで良さそうかもしれないと思って購入してみました。デモ演奏はアップテンポのポップな曲しかなく所謂音の延びとか和音のきれいさはあまりよく判断できなかったので若干不安でしたが、今回は大失敗でした。音源はIK MultimediaのPianoverseで、開発元によれば "最高のコンディションのピアノの調達。熟練調律師によるチューニング。最適なマイク・セットアップの追求。そして、どんな長時間のセッションでも疲れることなく、指定されたヴェロシティにて打鍵を続けてくれる、サンプリング・ロボットの開発。Pianoverseは、そんな、気が遠くなるような過程を経て生まれてきました" とのことで大いに期待していたのですが実際に購入して先ずクラシック曲を弾いてみたところ、50年以上ピアノを弾いてきた私の好みの音では全くないこと(フルコンというよりはあまり状態の良くない中型楽器(ヤマハでいえばC5くらい?)のように聴こえる)、ヴェロシティーカーブが他の音源と違っていてしかもソフトウェア上で細かい調整がきかないので既存のMIDIデータを演奏する場合ベロシティー値を全面的に書き換える必要がある、高域と低域のバランスがあまり宜しくない、和音の響き方がきれいではない(僅かに調律の狂いを感じる)、音が消えるまで延ばした時の減衰が不自然、そしてなんといってもCPUの負荷が大きくプチプチと頻繁にノイズが出る、これは1GB程度のファイルを14個もインストールするので仕方がないか…。中には変なエフェクトがかかった音もあってそれらが無駄なディスク領域を占有しているのですね。自分はリアルで自然なピアノの音が欲しいだけで電子音みたいな余計な音は必要ないしそんなのはわざわざ波形を収録せずともシンセやプラグインエフェクトで充分事足りると思います。うーん、この音源は自分にとって良いところがなくちょっと使えない感じでお蔵入りになりそうです。スタッカートで刻むように弾く軽いポップスには向いているかも知れませんが、まあ、それだったらわざわざこれを買う必要もないです。15490円の無駄遣いでした。飲み屋をハシゴしてしこたま飲酒したと思って諦めます。(T_T) 私の用途では残念乍ら現在愛用しているSession Keys Grand S の足下にも及ばないと感じた次第です。
2023年9月24日日曜日
時計修理
簡単な構造のクオーツムーブメント |
2023年8月26日土曜日
KAWAI ミニデジタルピアノ GLORIA 修理
電源の入らないジャンク品、ミニピアノが欲しいというよりは単に修理してみたくて入手しました。(笑) こういうのは大体ACアダプターを接続する電源ジャック部分の半田が経年劣化も含めてクラックしているものが多く、接続ジャック部分には物理的に力がかかるのでプラグを何度も取り外したり、ACアダプターのケーブルを強く引っ張ったりすると半田が力に負けて割れてしまい接触不良を起こします。半田は一見強く接着する様に思えますが、実はかなり弱いです。コンシューマー用の安価なオーディオ機器だと、特に半田だけで基板に直付けされたRCAジャック、ヘッドホンジャックなどはちょっとした事でクラックを起こし接触不良になりやすいですね。分解して基板を見るとやはり思った通り電源ジャックの取付部分に半田クラックがありました。ひどい場合だとプリント基板の銅箔ごと剥離してしまうことがあるのですが今回は幸いなことに半田クラックだけの軽症でした。こういう力のかかる部品は基板上に強力な接着剤、或いはシャーシにネジで固定するような設計にすれば半田クラックや銅箔剥離の多くを回避することが出来ますが、コストがかかり修理メンテナンスも面倒になるのでやらないのでしょうね。クラックしている部分に半田を多めに盛り、その他の部分も半田修正して修理完了です。本当は電源ジャックをプラリペアで基板に強固に固定したかったのですが、丁度プラリペアの液が蒸発して瓶が空になっていたので残念乍ら今回は見送りました。
本体基板はこれだけです。KAWAI製のチップが載っています。 |