久し振りにLPレコードをパソコンに取り込んでいたら途中で何度もフリーズしたようになり、またファイルの読み込みにも時間が掛かるようになったので、もしかしてハイレゾ(192kHz, 24bit)で録音していたからかなと思っていたのですが、以前は同じモードでも止まるような事は一度もなかったので不思議に思っていたら、どうやら録音に使っていた外付けUSBハードディスクの寿命でアクセス速度がいきなり極端に遅くなってしまったようです。その内パソコン起動時にも「チェックサムの数が合わない」等のダイアログボックスが出て愈々ヤバくなってきたので、一旦使用を中止してアクセス不能になる前にデータを救出する事にしました。その前に中に入っているハードディスクの製造年を確かめようと思ってケースを分解しようとしたのですが、ネジらしいものが見当たらず難儀しました。この外付けドライブはアイオーデータの製品なのですが、また何かあった時のために分解手順を備忘録として残すことにします。ケースの片方の側面に小さな四角い穴が3つ並んでいるのでここに爪楊枝や細いドライバーなどを3つ同時に差し込んで押し下げると爪が解除されるのでそのまま蓋をスライドさせると取り外す事が出来ます。
ハードディスクとUSB-SATA変換基板を取り付けてある金属フレームはただケースに嵌まっているだけなので直ぐに外れます。
ハードディスクを固定しているネジを外してハードディスクを取り出してみるとWestern Digital 2009年製でした。ケースの裏側にも2009年を示す刻印がありましたので8年で寿命が来た事になります。
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2009年9月9日製造 |
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ケースの製造年月 |
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HDD冷却に急遽使用したUSBファン(笑) |
もっと短い年月でにダメになる個体もありますからよく保った方でしょうかね。確認後はケースに戻してデータのコピーです。データ量は704GBで、今の所それだけの空き容量の余裕があるドライブがないので買いに行きました。取り敢えず2TBのもの買いましたが思わぬ散財です。(T_T) まあ8年も使いましたしデータ救出の為には仕方がないですね。早速コピーを始めましたが兎に角遅いです。遅くても反応があるだけまだましなのですが。結局昼夜問わずパソコンを常に起動したまま10日間掛けて漸く終了しましたが、途中暑い日もあったので急遽USBファンでハードディスクを冷やしました(以前洒落で買ったのですが案外役に立ちました(笑))。データ転送量にはかなりバラツキがありましたので計算上になりますが1日(24時間)の平均データ転送量は7GBでした。どうしてもエラーが出てコピーできなかった2つのファイルを除いて救出できて良かったのですが日頃のバックアップは大切ですね。これで漸くパソコンの電源が切れます。起動OSを収納している本体内蔵のメインハードディスクも(こちらも随分長く使っているので異常が出る前に)そろそろ交換ですね。
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