真夜中に、UFOでも飛んでないかな~(笑)とふと空を見上げると南西の方角に月と木星、そのまま南東に目をやると何だか意味ありげな三角形が見えました。早速天文ソフトで確認すると、土星、火星と蠍座のアンタレスが丁度三角形を成していることがわかりました。面白いのでデジカメで撮影してみました。
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デジカメで1:00頃撮影 |
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天文ソフトの表示 |
夜はまだ少し寒いですが、もう夏の星座、蠍座(小学生の頃、夏休みに学校で肝試し大会があってその時に校庭から見た蠍座のアンタレスが妙に赤かった事は未だに忘れられません)が見えるようになって来たのですね。ちょっと前までは南天にはオリオン座が鎮座していたのですが確実に季節の変化を感じます。蠍の心臓(アンタレス)を弓で狙う射手座の南斗六星がもう少し早い時間に見えてくると本当に夏到来ですね。因みに対になる北斗七星の柄杓の柄の部分の中央にある星ミザ―ルは(見かけ上の)二重星(伴星アルコル)で、昔のアラビアでは視力検査に使われたとか。小学生の頃は私にもちゃんと2つが見えたのですが今は老眼で見えません。(^^;
小学生の頃熱心に読んだ
「星と星座(草下 英明著)」(保育社)は星座を神話の観点からも解説していて、自分にとっては宇宙に目を開かせてくれたバイブルであり、今でも大切に保管しています。残念なことに著者は既に他界されています。
本日の夜(23時頃)にもほぼ同じ三角形が見られますので興味のある方は夜更かしして(笑)御覧ください。